メリークリスマス(素振り)、気づけば新卒3年目に突入していたSREの今です。
この記事はKAYAC Advent Calendar 2021 2日目の記事です。
今回は、社内で毎月末に開催している「つくっていいとも」というイベントをご紹介します。
つくっていいともとは?
つくっていいともは、社員が個々に作ったものを自由に発表するLT大会です。10年近く続いており、カヤックの文化の一つとなっています 。
レギュレーションは特にありません。業務に関連しているかは問わず、技術的なものからデザイナーの作品紹介、趣味の電子工作、個人で開催したイベントの紹介、謎ポエムなど発表分野は多岐に渡ります。
毎回司会進行と審査員を別の人にお願いして、毎回違う空気感、違う観点での審査で楽しんでもらえるイベントになっています。
取り組み
つくっていいともは少人数の有志で運営しており、あまり多くの時間を割くことはできません。
なので、より低コストで、よりたくさんの人がつくる楽しさを感じて共有出来るように常に取り組みの内容をアップデートし続けています。
低コストで運営出来るようになることで生まれた余裕から新しい取り組みを考え、少人数ながら多くの取り組みを生み出し運営しています。
オンライン開催
もうすっかり前のことになってしまいますが、かつてはオフィスの端っこで定時後に開催していたつくっていいともですが、リモートワークが主流になりこちらもオンラインになりました。
発表しながら反応が見られない寂しさはありますが、定時後に帰宅しなければいけなかった人も気楽に見られたり、アーカイブがかんたんに残せるなど利点も多くありました。
また、つくっていいとも内の発表作品だった「GAYA-CHAT」というWebアプリを活用しています。 Webアプリ上のボタンを押すと、ルームのホストに音声が流れるというものです。
作:いえもんさん
運営側でBGMと一緒に音声をmeetに流すように設定しており、視聴者はマイクをオンにせずにリアクションをすることが出来ます。
利用するにつれてリアクションの数も増え、リモートで音声を収録して使うなど常にアップデートされ利用され続けています。作った作品が使われ続けるうれしさも、つくっていいともの味の一つになっています。
パブリックベスト(複数投票可能)
月替りの審査員にそれぞれ自由な観点で審査員賞を決めているのですが、同時に「パブリックベスト賞」を用意しました。 せっかく発表してくれたので表彰は多いほうが嬉しいだろう、というわがままから追加されました。
また、ベストとはいいつつも視聴者からは好きな数だけ投票できるようになっています。 こちらも同じく、せっかく発表してくれたので評価は多いほど嬉しいだろう、という個人的なわがままから決めました。
つくっていいとも栄誉賞
つくっていいともの取り組みに関わってくれた人たちをより多く紹介することでありがとうの気持ちを伝えるつくっていいとも内のコーナーです。
初めて発表をしてくれた人、見に来てくれた人、司会・審査員を引き受けてくれた人、発表申し込みをしたけど残念ながら都合が合わず発表出来なかった人など、とにかくたくさんの人を紹介しています。
まちのコイン
参加者、司会、審査員、見に来てくれた人にお礼として、鎌倉市の地域通貨クルッポを配布しています。
鎌倉市内で様々な体験が出来るきっかけになるコインです。いいとも運営からのお礼の気持ちとして配っています。
つくっていいとも半期アワード
半期で発表された作品の中から、いいとも運営陣がピックアップして表彰するものです。
2021年上半期では合計16作品が運営陣のひとことコメントとともに表彰されました。
こちらもパブリックベストと同様に、評価は多いほうがうれしいという思想からとにかくたくさん賞を用意し、たくさん表彰しました。
ちなみに2021上半期アワードを発表した時期はちょうどSlackにハドルミーティングが追加された頃で、meetより気楽に見に来てくれるのではないかと実験をしてみた回でもありました。
つくってみたラボ
こちらはつくっていいともで紹介された作品をピックアップして紹介しています。
ブラウザ上でお手軽に触れるものもたくさんあるので、気になった方は是非覗いてみてください。
いいともくもく会💭
月に一度、金曜日の定時後にもくもく会を開催しています。
ものづくりの熱意はあるけど、土日はついだらだら過ごしてしまう、という方も多いと思います。ぼくはそうです。
そんな人達があつまって、土日にものづくりをするきっかけになれば良いなと始めたもくもく会です。meetで集まり、みんなマイクをミュートしたままもくもく作業し、一応終わりにかんたんな進捗発表をする時間を設けてはいるものの各々自由に参加したり離脱したり、そのまま深夜まで作業を続けていたりしています。
オンラインになったことで会議室に集まる手間や周りの目を気にして帰りづらくなったりなどがなく、参加者運営側とも気楽に続けられるようになった取り組みです。
作品紹介
ごく一部になりますが、ぼくが選んだつくっていいともで好きな発表・作品を3つご紹介します。
サイバーパンクニュース
作:ぽんたろうさん & サトパンさん
ネタとしてのまとまりの良さ、動画のクオリティの高さからノミネートされました。編集も凝っており本当にすごい。
3Dプリンタで作るガーランド
作:原さん
3Dプリンタで立体的な鳥の形のガーランド(部屋の装飾)(きれい)を作った話と、作るにあたってデザインや重心の調整など苦労した点をあわせて発表して頂きました。
作品の完成度、作成に至るまでの流れ、そして発表の写真の美しさからノミネートされました。
おやす米
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— 面白法人カヤック (@kayac_inc) 2021年11月21日
11月23日は #コメニケーションの日
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お米の袋そっくりの枕カバー「おやす米」をカヤック新卒デザイナーとプランナーが#つくっていいとも で作っちゃいました。
米粒が、心地よい眠り方を実践。細部までこだわった「おやす米」です。
*商品化は未定です#面白法人カヤック pic.twitter.com/acuNTQmwYJ
作:ベルさん & りゅうぴさん
米×枕という異質なかけあわせ、デザインに散りばめられた小ネタの豊富さ、本物の枕を作成したという完成度の高さからノミネートされました。
この他にも、今回アドベントカレンダーにつくっていいともで発表された作品の記事も公開予定です。おたのしみに〜
以上、カヤックSREのチームの今でした。