仕事をする身体を作る一杯 家系ラーメン

こんにちは、カヤックボンドでプロジェクトマネージャーをしております関でございます。
この記事は 面白法人グループ Advent Calendar 2022 の4日目の記事です。
 
このアドベントカレンダー…技術的なこと書くんですよね…
何度読み直しても「これでいいのか」感ぱないです。

 
我々カヤックボンドは、秋葉原を拠点にエンタメコンテンツを発信しています。
その秋葉原はラーメン店がまぁまぁ存在していて、秋葉原周辺のラーメン紹介をお願いします!
とオファーもらって筆を執った次第ですが。

 
「実はそんなに秋葉原のラーメン店巡ってねぇ!!」

 
という事実があり、中途半端になりそうなので、ラーメンといえばのジャンル「家系」についてフォーカスあてて記事を作ることにしました。
※探求初めて約1年程度の弱者なので、誤情報や推測も含まれる可能性があります。ご了承ください。

 

家系ラーメンとは

 
「家系ラーメン」って、定義ないんですよね。

 
1974年創業の「吉村家」(神奈川県横浜市)を源流とするラーメン店の店舗群、或いは「吉村家」に類似する濃厚な豚骨醤油ラーメンのジャンルを指す名称 Wikipedia抜粋
 

家系総本山 吉村家 この日は1時間くらい並びました

 
とはあるのですが、何が「家系」なの?と言われると「これが家系だ」っていう回答はないんです。
逆にいうと、だからこそ街中に「家系」とつくラーメンが乱立しているって状態です。
商標登録もないため、「家系」と言い張れば「家系」なわけです。

 
今回はその中でもどういうものがあるのか、を深堀していきたいと思います。
とはいえ書けば書くほど文字多くなるので、あさーく書きます。

 

店名

 
「家系」って言われるまずの由来が「店舗名」ですね
吉村家のような醤油豚骨ラーメンを提供するお店は、●●家、と付くお店が大変多いので
「家系」と言われています。でも、家ってつかないお店もあったりしますので、
一概に「●●家じゃない=家系じゃない」とは言えません(ex:蒲田の飛粋さんとか)

参考:連日行列の絶えないお店。たまたま雪の降った日並びなしで行けた!

 

スープ

 
乱立する家系の中でも、区別がハッキリつくものが「スープ」です。
大きく2分割すると「店での炊き出し」なのか「セントラルキッチン(CK)方式」か、です。

 
炊き出し=お店に寸胴鍋が並び、常にガラを炊き出して、焦がさぬよう調整しながら一杯を提供する
CK=集中してスープを制作する工場があり、そこから各フランチャイズ店舗へ提供するスタイル

 
今日本にある家系と言われるラーメンの7割くらいはCKのスープじゃないかと言われています。

 
最大の特徴は「味がブレるかブレないか」←ココ

 
炊き出しでめちゃめちゃ名高い有名店舗でも、条件によって味がブレます
レンゲ一杯啜って「あれ?」ってなる時があります。まぁそれもまた楽しみなわけです。
だから実は一回だけ行って味の判断って超むずいんですよね。
逆にCK方式ですと、機械で常一定のクオリティを提供し続けることが可能なわけです。
好みの味であれば「いつ行っても変わらない味」を啜れます。

 
深いぜ家系😍

 

 
麺も大きな特徴があります。
最大の特徴は「吉村家に許可(修行や独立など)がないと使えない麺がある」ということです。

 
それがこの「酒井製麺」

酒井製麺 麺箱
元々はうどんを卸している製麺所なのですが、そのノウハウを活かしたもちもちの中太麺が家系ラーメンにとても合います。
店先にこの「酒井製麺」と書かれている麺箱があるお店はとりあえず期待していいお店です。
家系というジャンルを確立させた吉村家の血が流れている、という証になります。
※ただし例外があります。例外は謎なんですよねー。ちょっとわからない。

 
他にも家系ラーメンに卸している製麺所はいくつかありますが、やはり「家系」=「酒井製麺」感はありますね。

 
啜るぜ家系😍

 

お好み

 
ラーメン二郎のおまじないと間違われがちですが、家系ラーメンは食券提出時に「お好みありますか」と問われます。 これも特徴的ですね。
 
・麺の硬さ
・味(醤油タレの濃さ)
・油(鶏油の多さ)

 
まず硬さ、はそのまま茹で時間ですね。
硬め|普通|柔らかめ
から選べます。ここは完全に好みですね。私はライスも含めて食べる=時間が少しかかる=硬めにしておく、
で食してます。

 
味、についてですが、
お店の系譜の元がどこにあるか、とか追っていくと味のバランスが見えてきて面白いんです
吉村家直系は醤油強めのパンチのある家系
吉村家二号店本牧家系列(その派生の六角家系列)は醤油と豚骨のバランスをとった家系
CK系は豚骨主体でかなりクリーミー豚骨主体なスープを提供
とそれぞれ特徴があります。

 
自分はどこ行っても家系ラーメン早死に三段活用(硬め濃いめ多め)ですけどね

参考:雷家(川崎)見てこの鶏油の層の厚さ

 
濃ゆいぜ家系😍

 

チャーシュー

 
これはそこまで家系色あるものではないのですが、特に吉村家系列は「燻製チャーシュー」に力を入れています。
燻製窯にて長時間スモークしたチャーシューがマジで絶品。

 
ですので私は吉村家系列では絶対にチャーシュー麺を頼みます。
このチャーシューでライス巻いて食べるのがまた、、、幸せなんですよ。

 
店舗によっては持ち帰りで購入できたりします。
有名なところでは、吉村家直系の末廣家さん、秋葉原の王道家直系IEKEI TOKYOさんなどで
お持ち帰りチャーシューを提供しています。

 

参考:末廣家さんのチャーシュー麺。店主は特にこだわっていらっしゃる!

燻るぜ家系😍  

その他

 
ほうれん草が盛り付けてあるのが特徴ですね。
いいほうれん草を使っている店舗は、スープに浸してもシャキシャキとした食感をしており
スープの味も相まって浸して食すととてもおいしい!(たまに醤油らーめんでも見かけますが)
 

海苔にも拘りを持つお店も多く、ちょっとスープに浸したところで全くちぎれる/溶けることもなく
食感の残る焼き海苔を提供しているお店も多いです。
吉村家さんも特製の海苔を自社ブランドで販売していたりします。
 

と、言ったところが家系に当てはまる要素、になるのかなぁと思っています。 興味を持っていただき、啜りに行ってみようかな、ってなってもらえたら嬉しいです。 

…… 

是非一回は、吉村家からの系譜1にある家系ラーメンを是非啜ってほしい!  

 
 
 
 
 
 
 
終わると思いました?私が家系を語るにあたり外せない要素ってのがあるんですよ。

ライス

 
これ

 
家系ではなくても提供しているお店は多々あるのですが、特に家系はライスを重宝します。
新中野系武蔵家系列はライス無料で提供してますね。ラーメン650円+ライス無料提供だったら
💡「あ、武蔵家系列だ」💡って思ってそんなに間違いはないです(店舗名に「武」が入ってたらほぼ正解)

 
俗に「家系ライス」っていうんですけど、これも定義なく、検索すれば様々な家系ライスが出てきます。

参考:とらきち家(東白楽)

私の家系ライスはこれ

 
お師匠様は下永谷の環2家で隣で食べてた知らない人の家系ライスを真似したものです。

 
白ごはんに
 
・すりおろしにんにく

・豆板醤

・白ごま

・コショウ

をかけ、
・(あれば)刻みしょうが(吉村家/王道家系列ならある)
・(あれば)無限にんにく(にんにくの醤油漬け、王道家さんオリジナル)
・(あれば)柴漬け(武蔵家系列ならある)

を添えて、これらをスープにひったひたにした海苔で

食らう!

🎉\ニンニクのライブ感/🎉2

 
まじでいっぺんやってみてください。飛ぶぞ。
 

【最後に】あくまで個人的家系TOP3
👑環2家 (下永谷・蒲田・川崎すべて行きましたが川崎が一番好き)

👑杉田家(新杉田:昼のほうが好き)
👑三浦家(葛飾区金町:一口目の衝撃、忘れられない)

 
 
【まとめ】これで興味を持ってくれたら嬉しいなというか…時間の無駄だったというか…
※画像はすべて自分で撮影したものになります  
 


  1. 系譜は、すでに更新止まっていますが「はまれぽ」さんを見るとそこまでの系譜が確認できます。これ見てるの楽しいですよね
  2. 是非Youtubeで動画を見つけてください