Tech KAYAC Advent Calendar 2024 の13日目の記事になります。
カヤックボンドでエンジニアをやっております志村と申します。 今回は今年度の個人的な振り返りとJetBrains Riderの個人的推しポイントについて記事にしてみました!
〇 ボンド振り返り
Advent Calendarに参加させて頂けるという事で、せっかくなので今年印象に残っている出来事も軽く振り返って記載していきたいと思います👀
一覧として出すと下記なような感じがします
- 📚書籍購入制度めっちゃいい
- 📖輪読会で知見共有を互いにできた
- 📸サークル参加で写真と創作
- ⚡LT会10回連続開催達成&登壇(年内計6回)
- 🔧社内ツールめちゃくちゃ作った
- 📝ドキュメントめちゃくちゃ書いた
- ♾️他にも色々
詳細書くと記事内容が長くなってしまうので、一覧として出すだけに留めたいと思いますが、インプットもアウトプットも出来た年かなと感じます。 来年も後悔がなるべくないよう自分なりに頑張ります💪
〇 Jet Brains Rider
ここからが本編です!
現在私はUnityでアプリ開発を主として活動させて頂いています。
IDE は JetBrains Riderを使用しており、個人ライセンスとして購入し業務として活用しています。
契約した年を調べてみた所「2022年11月」からライセンス契約を開始しているので丁度2年目が終了した所のようでした。 なので、今回はRiderを活用していて良いなと思った点をざっくりと記事化していきたいと思います!
※サンプルで使用している各種画像は、業務外の作品制作で使用しているプロジェクトからスクリーンショットを撮ったものになります。
ツール概要
JetBrains RiderとはJetBrains社が出している C#や.NET開発に特化した統合開発環境(IDE)の一つです。 ゲーム系で言うと「Unity」、「Unreal Engine」、「Godot」などのゲームエンジンのIDEとしてサポートしていたり、一部Web系やスタンドアロンアプリも開発できます。
🔗Rider: JetBrainsのクロスプラットフォーム.NET IDE
開発体験
ライセンスが使いやすく、多機能でツールの更新頻度も高く、情報の発信にも積極的なので、使い込む程生産性が高いと感じられるツールです! JetBrainsRiderのプロモーションビデオもユニークでとても面白いです。
ライセンスが超絶扱いやすい
下記Q&Aを見てもらうとわかるのですが、個人ライセンスで契約していたとしても会社のプロダクトに使用して問題ないと明言してくれています。 他のIDEだと、色々とライセンス毎に細かい制約などが設けられていたりするのですが、JetBrainsは下記の通りなので当時とても驚いた覚えがあります。
業務で使用したかったので現場や各関係者に個人ライセンスを使用しても問題ないか確認した後、すぐに個人で契約し現在でも業務やプライベートでがっつり使用しています。 会社やプロダクト環境に依存せず、気楽に個人ライセンスが使えるのは1ユーザーとしてとても助かると感じました。
全体的に活発的
JetBrainsはSNSやYouTubeなど、公式が沢山情報を公開してくれています。
またツール側でも、更新内容をすぐにキャッチアップ出来る仕組みになっており、エンジニアに寄り添った対応をしてくれる印象が個人的にあります。
〇 公式 X 及び Instagram
どのアカウントも高頻度で更新されているのが好印象です。
- JetBrains (@jetbrains) on X
- JetBrains Rider (@JetBrainsRider) on X
- JetBrains Japan (@jetbrainsjp) on X
- Instagram (@jetbrains)
〇 YouTube
〇 ブログ
全体的に操作しやすい
最近個人PCが故障し、PCを新調したのですが、JetBrainsの開発環境を整えるのも本当に楽でした。
詳細については省きますが「Toolbox 」というアプリをインストール後は、数回ポチポチするだけです。
PCを新調したばっかりでGitもPCに入っていなかったのですが、それもRider側でアナウンスしてくれて、Rider環境でインストールまで出来ました。 こういう細かい所も丁寧にサポートしてくれてるのが素晴らしいです。
◆ ユーザーインターフェース
下記公式リファレンスから参照させて頂きました。 VisualStudioを使用したことがある方であればリファレンスを見なくてもすぐに使えるような使い勝手です。
オススメ記事&機能紹介
情報のキャッチアップをしていて良いなと思った物をざっくりと紹介していきたいと思います。
① JetBrains .NET Meetup Tokyo 2019
「JetBrains .NET Meetup Tokyo 2019」という名前でリアルイベントが開催されました。
それのレポート記事になります。
JetBrains RiderのオススメポイントからTipsなど様々な視点から紹介してくれています。
JetBrains Riderに関してあまり詳しくない人はここから情報のキャッチアップをしても良いかもしれません。
② 豊富なデバック機能
基本的なステップ実行デバックから、特定の条件、又はブレイクポイントに通過した回数の時にアプリを停止させたり、ブレイクポイントでアプリを停止させずにログだけ出力出来たりなど出来ます。 またブレイクポイントで停止している状態で、値を動的に書き換えたり、プロジェクトに紐づいている出力済のアプリとIDEを繋げてステップ実行デバック、C# Interactiveなど豊富なデバック機能が魅力的です。
下記CEDEC2023で発表された動画が分かりやすいのでこちらもリンクを張らせて頂きます。
③IDE上でのGit操作
私はGit操作は基本的にIDE上で操作をしています。 簡単な操作であればGUI上で操作が出来ますし、ターミナルも内臓しているので複雑な操作もIDEの画面から離れずに操作が出来るのが魅力的です。
またJetBrainsRiderではUnityYAMLMergeがデフォルトで設定されているのも良いです。
他のツールだと個別に設定しなくてはならない場合もあり、その手間を省くことが出来るのは個人的にありがたいです。
④ 強力な検索機能
「なんでも検索」、「プレハブへの参照」「各種参照図の作成」など様々な機能があるので助かります。 詳細は省きますがイメージしやすいようにサンプル画像を何点か上げておきます。
⑤IDE上でのチケット確認
JetBrains Riderとチケットツールを連携して、ブランチを作成したりチケットの操作をする事も出来ます。 こちらもイメージ画像を上げておきます。
下記チケットツールと連携出来ます。
まとめ
「コード整形」、「IDE上でのテストコードの実行」、「ブックマーク機能」、「各種プラグイン」など個人的な推しポイントが他にも多数ありますが、長くなりすぎるのでこれ位にしておこうと思います!
まだまだ使い切れていない、把握出来てない機能も沢山あるので日々の開発と並行して学んでければなと考えています!
以上私が紹介する「JetBrains Rider推しポイント」でした。
最後まで読んでいただきありあがとうございました。