中規模チームを支える自動化とノウハウ共有の仕組み

はじめに

こんにちは、面白法人KAYAC SG事業部バックエンドエンジニアの矢吹です。

8月30,31日,9月1日に開催されたCEDEC2017にて

「中規模チームを支える自動化とノウハウ共有の仕組み」

と題しましてカヤックでの日々の取り組みを発表しました。

こちらが当日の資料になります。

当日は体験したことのない会場の大きさと人数に圧倒され緊張でどうにかなりそうでしたが無事終わりなによりです。

発表後にはたくさんの方に質問をして頂き、改めて講演に参加いただきました皆様には御礼申し上げます。

以下に当日受けた質問と回答を載せておきますので、資料と合わせて参考になれば幸いです

当日のQ&A

Q. 分割したシートに入力したデータをどうやってデプロイしていますか

分割したシートに入力したデータのQAが終わったタイミングで開発用のブランチをベースブランチへPull Request & マージをしデプロイしています。

そのブランチがマージされたタイミングで、分割したシートに入力されたデータをベースのシートへコピーし同期をとっています。

Q. アチーブメントシートは誰が運用していますか

シートのオーナーは職能のリーダー/リードがしています。

個人の実績入力は各自が行っています。

Q. アチーブメントシートにはどのような項目があるといいですか?

これといって決まっているものは特にありません。

担当している職能、タイトルによってタスクが変わってくるため、チーム内で話し合って内容を決めるのがいいと思います。

Q. アチーブメントシートを評価等に絡めていますか?

絡めていません。

あくまでも属人性を可視化するのが目的のため、評価を気にして正確な事が入力されないと本末転倒になってしまうためです。

また、カヤックの評価制度的にも絡めることが難しいということもあると思います。

最後に

本トークを採択していただきありがとうございます。とても貴重な体験ができました。

講演を聞いて下さった方々の役に少しでも立てれば幸いです。

期間中は懇親会などで発表に関する質問をしていただいたり、させていただいたりとありがとうございました。

普段参加する勉強会やカンファレンスではWeb、モバイルプラットフォーム以外の企業さんのお話を聞く機会は少ないため色々な事例を聞くことができ、とても刺激的な3日間でした。

運営の方々本当にありがとうございました。

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