WEB+DB Press Vol.114 に「マネージドサービスによる既存サーバの再構築」を寄稿しました

SREチームの藤原です。Tech Kayac Advent Calendar Migration Track 24日目の記事です。

昨日12/23に発売となった技術評論社さんの WEB+DB Press vol.114 の連載「インフラ運用のアイデア&テクニック」に、「マネージドサービスによる既存サーバの再構築」という記事を書きました。

この記事は builderscon tokyo 2019 の発表 レガシーサーバーを現代の技術で再構築する/builderscon2019 - Speaker Deck を元にして再構築したものです。発表後のフィードバックアンケートで「書籍化してほしい」という声があったので、文章にまとめておくのもいいかなということで転成させました。是非お買い求めください。

5年前に EC2 シングル構成で立てたホストに Redmine, Subversion 他便利なサーバ機能が寄せ集まっている開発支援サーバーを、必要な機能を分解しコンテナに移行する。URL を変えずに Amazon ECS 上に徐々に機能を移動させて、最終的には EC2 をなくすところまでリプレースする、という事例を元に、具体的な設計、手順、移行作業を行った記録をまとめたものです。

8月の builderscon での発表時点では、実際には未完 (部分的に移行していた) だったのですが、その後も作業を進めた結果、先日12月中旬に無事にすべて移行が終わり、約5年稼働した EC2 インスタンスと EBS が削除されました。だいぶ時間がかかったのは特に想定外の事象があったからではなく、単に自分が別プロジェクトに関わっていて作業が進まなかったからで、最終的にも発表時点の計画通りの構成で落ち着いています。年内に片が付いてよかったですね。

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移行後のコストは、2.5TB程度あった EBS の大部分が EFS の低頻度アクセスストレージになり大幅減、コンピューティングコストは Fargate Spot のリリースもあって移行前と同程度以下に抑えられる見込みのため、トータルではだいぶ固定費が下がって嬉しい結果となりました。

ということで、個人的には今年の一大プロジェクトが無事に終わって、いい気持ちで年を越せそうです。皆様もよいお年をお迎えください!