技術系の最新情報ってどこから得てますか?

技術部の長田です。 このエントリは面白法人グループ Advent Calendar 2024の6日目の記事です。

みなさん、ふだん技術系の最新情報ってどこから手に入れているでしょうか? 私は家事育児の忙しさにかまけて自力での情報収集をサボり、もっぱら社内Slackの情報を頼りにしています。 コンテキストが近い人達がわざわざ共有してくれる情報ということで、精度は間違いありません。

が、そろそろ自分も共有する側に回れるようにならないとなということで、 まずは社内のエンジニアにどうやって情報を得ているのかを聞いてみることにしました。

アンケートを取ってみた

と、いうことで社内のエンジニア向けに以下のようなアンケートを取ってみました。

  • 期間: 11/25〜12/1の1週間
  • アンケート内容:
    • 職能(フロントエンドorバックエンド)
    • 情報源名
    • 情報源のURL
    • その情報源を参照する目的
    • コメント

結果、11人から32件の回答を得ることができました。

形式毎にまとめてみた

寄せられた回答を、情報源の種類ごとにざっくり7つにカテゴライズしてみました。 結果、複数のサイトから情報を得られるトレンド・フィード系サービスの利用が最も多く、 次いでポッドキャストとブログ・ニュースサイトが2位タイという結果になりました。

アンケート結果

それでは、各カテゴリーの内訳を見ていきましょう。 回答してくれたエンジニアのコメントも一部紹介します。

フィード型プラットフォーム

Zennのトレンドや、はてなブックマークのトレンドを追っているという人が多かったです。 複数の分野やサイトを横断して情報を得られるので、情報収集のコストが低いというメリットがありそうです。

タイトルを眺めて広く浅くインプットするのに便利 (バックエンド)
一応毎日見ています。フロントエンド・AI系は特に人づてのアンテナがないので結構重宝しています。 (バックエンド)

朝夕に一覧を眺めるだけでもとりあえず日々の流れだけは把握できる気がしています (フロントエンド)

ゲームの話題はテクノロジーカテゴリに来ないのでこっちで見ている (フロントエンド)

また、独自フィードを提供するサービスを利用している人もいました。

ポッドキャスト

2番目に多かったのはポッドキャストでした。 ただし、1番組を1回答として集計したので、それによって票数が増えているというのはあります。 複数の番組を聞くことが多いようです。

たまに気になったやつを聞くくらい (バックエンド)
ながら聞きで情報収集できるので便利 (バックエンド)

ブログ・ニュースサイト

ブログ・ニュースサイトも多かったです。 意外と見ているサイトがばらばらなのが面白い。

AWSのサービス、日々増えるのでブログを眺めて新しいものを認知だけでもするようにしています (バックエンド)

AWSのアップデート情報を日本語で読めるので助かってます (バックエンド)

毎日使うサービスなので新しい情報は知っておきたい (バックエンド)

クラウド系の情報、IT系の雑多な話題 (バックエンド)

Unity関連はとりあえずこれ見とけば大まかに追える。公式の記事もコミュニティの記事も両方載っているのが本当に助かります (バックエンド)

セキュリティ系や、それ以外を広く知るため。とりあえず固い (バックエンド)

データエンジニアリング界隈のトレンドを追うため。海外では今どんな動きがあるのかが知れる。日本は海外からちょっと遅れてトレンドが来るので、日本のホットな動きを先読みがある程度可能 (バックエンド)

SNS・コミュニティ

XやBlueskyなどのSNSを情報源として挙げる回答もありました。 このあたりはSNS上でフォローしているアカウントによって情報の質が大きく変わってくるので、 具体的にどんなアカウントをフォローしているのかも気になるところです。

分野ごとに各20人前後のいい感じのリストが作ってある (フロントエンド)
(情報収集が)目的というよりはザッピングに近いかもですね。 (フロントエンド)

一方、Xについては最近人が減っていて心配という声も・・・。

Xから人が減っていて今後の情報収集に懸念がある (バックエンド)
XのTLは年々欲しい情報が流れてこなくなって困るが、Blueskyはまだ足りない印象 (バックエンド)

社内Slack

カヤックではSlack上に業務に関係ない通称「clubチャンネル」の数が従業員数よりも多い *1 ことで有名(?)ですが、 冒頭で述べたように良質な情報を得られる場所でもあります。

「clubチャンネル」とは別にプログラミング言語やエディタ、プラットフォーム、SaaSなどを話題にする専用チャンネルがあり、 そこに各自が気になった情報を流しているわけです。

Aurora Serverless v2の最小ACUを0にできるようになったニュースが投下されワイワイしている様子

書籍

最新情報・・・ではないかもしれませんが、信頼の置ける情報を得る手段として書籍を挙げる人もいました。 私も技術書をコンスタントに読むようにしています。

知ってる領域の一歩外側の知識に対して効率的にアクセスするため。読みにかくかったり不正確だったりすることが比較的少ない (バックエンド)

まとめ

カヤックのエンジニアが情報源として利用しているものを紹介しました。 読者の皆様のおすすめの情報源がありましたら、はてなブックマークのコメントやXでのURL言及などで教えていただけるとありがたいです。


カヤックではトレンドを追うのが好きなエンジニアも募集しています!

hubspot.kayac.com

*1:先程調べたら557ありました。 コーポレートサイトによると カヤック単体の従業員数は270名(2023年12月末時点)なので、2倍以上ということになります。