こんにちは。人事部の高田です。 2023年10月20日、primeNumberさんと合同で勉強会を開催しましたので、その様子をご報告します。
primeNumberさんとは2022年12月にも合同で勉強会を開催させていただきました。
イベントの内容
イベントタイトルは 「組織拡大と共に発生するソフトウェア品質の課題と裏話LT」 です。
簡単に言うと、長期的にサービスやシステムが運用される中で発生する課題や、いわゆる「技術的負債」に関する各社の知見を共有するための会でした。
発表内容
登壇者とトークテーマは下記の通りでした。
発表者 | 所属 | タイトル |
---|---|---|
鈴木さん | primeNumber | インシデントの重大度レベル(SEVレベル)策定の話 |
元木 | カヤック | Railsでスピード重視で立ち上げたプロダクトの数年後あるある集 |
中根さん | primeNumber | 自動化テストをほぼ0 -> 1で社内に浸透させてく試み |
谷脇 | カヤック | SRE定例やその辺の取り組みをアプリケーションエンジニア目線で喋る |
発表資料はSpeaker Deckで公開されています。上記の表のタイトル部分がリンクになっていますのでぜひご覧ください。 この記事ではカヤック2人の発表内容を紹介していきます。
Railsでスピード重視で立ち上げたプロダクトの数年後あるある集
SMOUTでテックリードをしている元木です。こんにちは。 「技術的負債」をテーマに、立ち上げから5年ほど運用が続いているRuby on Railsのプロダクトの開発で日々巻き起こっている事例を紹介しました。 技術的負債とは「実装当時に最適解と考えられたものが時間の経過とともに最適ではなくなり、機能の追加や改修が困難になっているもの」と捉え、開発する中で出会うそれぞれの負債の発生要因などを考えながらまとめてみました。 技術的負債はネガティブな面が語られがちなものではありますが、課題を解決してよりよいシステムにしていく面白さもありますね。 具体的な事例を覗いてみたい方はスライドをご覧ください。
SRE定例やその辺の取り組みをアプリケーションエンジニア目線で喋る
Tonamelでバックエンドアーキテクトをやっている谷脇です。こんにちは。 私の所属しているチームではバックエンドエンジニアチームとSREチームとで、「SRE定例」と呼んでいるミーティングを週1で行っています。 SRE定例でどんな事を話しているか、またその効能についてサービス側に所属しているバックエンドエンジニア目線で話してみました。 SREingをサービスに浸透させるための一つの手段として、スライドを読んでいただけると幸いです。
まとめ
運用が長期になると、そりゃ大変なことも起きますよね。でも長く続くってことは、そのサービスやアプリケーションにそれ相応の価値があるってことだと思います。今回の勉強会の内容がみなさんの運用のお役に立てば幸いです。
今後もこのような勉強会を開催していくので、みなさんのご参加をお待ちしています。