はじめに
この記事はTech KAYAC Advent Calendar 2019の19日目の記事です。
こんにちは。 技術部の中山といいます。 普段は、ぼくポケチームで、 開発・運用をする上で必要な作業の自動化をしたり、効率化できる部分を改善するという仕事をしています。
要するに仕事の無駄をなくすということをしているのですが、そういう仕事をする中で、 大学3年生のときに学食で「カレーを綺麗に食べる方法」というのを 研究していたことを思い出したので紹介しようと思います。 仕事の効率化もカレーを綺麗に食べるのも「無駄をなくす」という点では同じです。
食べ物で遊んでいるように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、 ここで述べる方法は「美味しく綺麗に食べる」というのを大事にしています。 決して遊んでいるわけではありません。
実際の写真
まずこの画像をご覧ください。 これは、弊社が手がけるまちの社員食堂で 11/4-11/8に「ふらっとカフェ鎌倉」さんが出していたカレーです。
このカレーを食べた後の写真がこちらになります。
どうすればこのように食べることができるのかというのが今日のテーマです。
具体的な食べ方
皿を綺麗にするだけであれば、食べた後にスプーンで何度も擦れば理論上いくらでも綺麗にできると考えられますが、 個人的には人の目が気になるのでそういう目立つことはやりません。
基本のやり方
基本的には、
- カレーとご飯が接する面の真ん中あたりにあるご飯とカレーを食べる
- 必要に応じてスプーンを使って、カレーの液面の高さを下げる
- ご飯をカレーの方へ移動させ、カレーの液面が元の高さを超えないところで止める
を繰り返すだけです。 よくわからない方は、大雑把に「ご飯で皿を拭きながら食べる」と考えていただければ問題ありません。
ただ、これだけだと不十分な点があったり綺麗にしきれない場合があったりするので、 以下に細かい注意点などを挙げます。
角度を変える
まず食べ始める前に、皿を回して食べやすい角度にしましょう。 どの角度が良いかは人によって異なるとは思いますが、 僕はこのくらいの角度で固定して、手前にご飯を移動させながら食べるようにしています。
ご飯でカレーを囲う
先に述べたようにご飯で皿を綺麗にしながら食べるのですが、 そのためにはご飯の厚みがある程度必要です。
上の図のようにご飯は真上から見ると半円に近い形をしているはずなので、 まず真ん中のご飯の層が厚い部分から食べ始めるのが良いと思います。
真ん中を食べると、何もない空間が真ん中にできると思います。
その部分にカレーを移動させると、少しカレーの液面の高さを下げることができます。
ここまでくると、ご飯を移動させられるようになります。 ご飯全体をカレーの方に動かしましょう。
ご飯を移動させる際は、できる限りご飯がカレーより外側に来るようにした方が良いです。 次の図のような感じです。
ご飯の層が薄すぎる部分ができないように気をつけつつ同様のプロセスを繰り返すと、 ご飯で皿を綺麗にしつつ食べることができます。
このまま進めていくと、食べ切る直前にご飯がU字型になると思います。
ここまできたらあとは適当にうまいこと食べてください。 特にコツも何もないと思います。
綺麗なご飯を温存する
ご飯のうちカレーと皿に接している部分は、移動させている間にだんだんカレーがついて、 皿を綺麗にする能力がなくなっていきます。 次の図の丸で囲ったあたりです。
記事の冒頭に書いたように「美味しく綺麗に食べる」というのを大切にしているので、 カレーとご飯はバランス良く食べなければいけません。 しかし、出来るだけ綺麗なご飯を温存しつつ食べないと皿を綺麗にしきれない可能性があります。 なので、ご飯を食べる際は、この皿を綺麗にする能力がなくなりやすい部分を優先的に食べるようにすると良いと思います。
ただ、この部分を食べるとご飯の層が薄い部分ができて綺麗にしきれなくなることがあるので、
- ご飯の山を崩して層が薄くなった部分に補充する
- ご飯の層が厚い部分から薄くなった部分にご飯を移す
などして確実に綺麗にできる状態を保つと良いと思います。
最後に
カレーを綺麗に食べる話でした。