こんにちは!クライアントワーク事業部技術部の町田です。
この記事は Tech Kayac Advent Calendar 16日目の記事です。
今回は3DCGのDCCツールであるHoudiniでモデリングをしシーン構成したプロジェクトをGLTFで書き出して
WebGLで確認してみる記事になります。
前置き
約二年前、AdventCalendar2017にて、Houdini超々入門という記事を書きました。
techblog.kayac.com
Maxon Japanさん公式ツイッターに宣伝させたおかげで、 「houdini」と検索すると7番目に、
「houdini すごいチュートリアル」で検索すると1番目に出てきます😱。
当時は、「Houdiniってなんだよ」とか、「Houdini CSSのことかと思ったらなんか違った」など言われましたが、
今ではそれなりの認知度になったのではないかと思います。(上から目線)
この2年間でblenderは2.8になり、いろんな企業が公式に採用宣言したり、
Cinema4Dがサブスクになって、432,000円ではなく、
月々¥10,908、( Cinema 4D R21 サブスクリプション月々払い(30日) シングルユーザー)になり、
REDSHIFTを買収しました。
月10,908円ということは、1日363円です。
無敵のCGソフトを誰でも手にいれることができます。
HoudiniはSteamでHoudini Indieの販売が始まり、インディーズゲーム開発者にも存在感を出すようになってきました。
(autodesk MAYA,3DS MAXは情報追ってないので知りません。)
広告系の制作現場で圧倒的に、Cinema4Dとblenderの使用がほとんとだと思います。
制作物を頻繁に使いまわしたり、部分の一部が少し違うみたいな物が少なく、
唯一無二のオブジェクトを作成する場合が多いので破壊編集の方が制作スピードが早いという理由があるからかもしれないです。
カヤックでもこの記事たちを見てもらえば、圧倒的にCinema4Dとblenderですね。
カヤックのクライアントワーク事業部でHoudiniを使ってる人は誰もいません。
ここから本題
Houdiniでモデリングしシーン構成したプロジェクトをGLTFで書き出してwebGLで描画してみましょう。
※HoudiniのGLTF書き出しは体験版ではできません。
Houdiniでモデリングするうえで注意点
・Houdiniはプロシージャルに特化したモデリングを行うことができます。
(プロシージャルな状態とは、入力を切り替えたとき破綻が起きずちゃんとした出力を得られる状態のこと)
・houdiniは非破壊編集に特化したソフトというわけではないので、常にプロシージャルな状態を意識してつくる必要があります。
・houdini初心者が一番最初に陥る問題としてサンプルシーンから発展したことができないことが多い
(なぜそのノードを使わないといけないのかや、ノードの機能を理解していないために起きる問題)
・このケースにはこのノードを使えばいいという感覚を養う必要がある
下記におすすめのチュートリアルを載せておきます。
モデリングに関しては、
めんたいこさんのHoudini基礎 - モデリング編が日本語なので一番わかりやすいです。
Houdiniでシーンを作る
検証用に適当にシーンを作成します。 とりあえずスフィアとマウンテンでオブジェを作りgltfエクスポートできるか確認します。
ちゃんと変形してますね
色もついてるのでattributeたちはエクスポートできてますね。
キーフレームを打ってアニメーションさせたものをエクスポートした結果
動きませんでした
キーフレームではなく組み込み変数を用いて動かしたものをエクスポートしても動きませんでした!
結果
gltfで書き出した結果アニメーションを書き出すことができず、
この企画は終わりました
🙇♂️誠にもうしわけございません🙇♂️
🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️
gltfのヘルプを見る限り
https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/nodes/out/gltf.html
カメラとライトとアニメーションの書き出しに対応していない感じですね
いったんblenderなどのソフトでカメラとライトとアニメーションを設定してgltfでエクスポートか
テクスチャで頂点アニメーション(VAT)とインタラクションでテクスチャをからの値を補完していい感じに動かすとかですかね🤔
かなりちゃんと検証しないとだめですね。甘く見てました。
この記事を書き終えてから、めちゃくちゃいい記事を発見しました
Case Study of Lusion by Lusion: Winner of Site of the Month May
まとめ
ちゃんと検証しないとダメですね。。。
来年はHoudiniとUnity連携で映像制作の記事をちゃんと書こうと思います。
AdventCalendarまだまだ続きます。
次回もお楽しみに!!
チャンネルはそのまま!!
超オススメチュートリアル
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